離婚の解決実績
名古屋市30代男性【DNA鑑定の後、親子関係不存在審判で、父子関係の不存在が確認された事例】

【当事者の関係】親子関係不存在調停・審判 申立人:父 相手方:戸籍上の子(法定代理人親権者母) / 離婚調停 申立人:夫 相手方:妻
ご相談前の状況
愛知県名古屋市にお住まいのKさんは、妻とは事実婚でした。事実婚から数年経った頃、妻から妊娠したことを告げられました。
同頃、Kさんと妻はあまりうまくいっていない状況でしたが、夫婦関係をやりなおす好機ととらえ、子の誕生直前に入籍しました。
子の出生からしばらく経った頃、Kさんは、妻が浮気をしていたことを知りました。妻は、Kさんに対して、浮気したことを謝罪し、Kさんも、一度はこれを受け入れました。しかし、妻が浮気していた時期と子の妊娠時期が重なっていたこと、子と自分が全く似ていないことなどから、Kさんは、その子と自身の血縁関係を疑いました。
Kさんと妻は、その後夫婦関係がうまくいかなくなり、Kさんは、妻との離婚を希望しました。また、入籍後200日経過前に生まれた子について、仮に、血のつながりがないなら戸籍上の父子関係を無くしてほしいと、当事務所に相談・依頼されました。
当事務所での手続きの結果
担当弁護士は、ご依頼後すぐに、子を相手方として親子関係不存在調停を申し立てるとともに、妻を相手方として離婚調停を申し立てました。
そして、いずれの調停にもKさんとともに同席し、Kさんと子のDNA鑑定を実施するよう求めました。
その後、DNA鑑定が行われ、生物学上の父子関係が否定されました。
妻は、Kさんの要求を全面的に受け入れました。
妻が、Kさんと子の親子関係がないことを認め、離婚に応じたことから、Kさんは、子との親子関係がないことを確認する旨の審判を受け、妻とも離婚調停が成立しました。
ご依頼から、親子関係不存在の審判まで約4ヶ月、調停離婚成立まで約5ヶ月の早い解決となりました。
解決までの流れ
ご相談・ご依頼 【5月下旬】
親子関係不存在調停、離婚調停申立 【6月上旬】
第1回親子関係不存在調停・離婚調停【8月中旬】
DNA鑑定実施 【9月上旬】
DNA鑑定結果 【9月下旬】
第2回親子関係不存在調停(成立)・離婚調停【9月下旬】
親子関係不存在審判 【9月下旬】
第3回離婚調停(成立) 【10月上旬】
ご利用にあたっての注意事項
● 2019年12月05日 現在の情報を掲載しています。掲載日以降の法改正や裁判例等には対応しておりませんので、必ず最新情報をご確認ください。
●
掲載情報の正確性の確保に努めてはおりますが、いかなる保証もするものではありません。万一、掲載情報のご利用によってご利用者様に損害が生じたとしても、当事務所は一切責任を負いません。実際の事件に使用される場合は弁護士等の専門家にご相談ください。
● 掲載情報の著作権は当事務所に帰属します。転載や商用利用等、自己使用以外のご利用は禁止となります。
● 掲載情報やアドレスは予告なしに変更又は削除することがあります。
● 掲載情報自体に関するお問い合わせやご質問は応じられません。